はい。こんばんはneochiradioです、宇井です。
今回は犯罪映画なのに青春映画でそっと心を握られた『アメリカンアニマルズ』について少し書きたいと思います。
多少ネタバレに感じる部分はあるかもしれないのでご注意を。
『アメリカンアニマルズ』はチラシからオシャレ
2019年6月某日某所にてアメリカンアニマルズ を鑑賞。実際あった犯罪の映画化。チラシを見た時からビビッときていた。
-なんだこのオシャレなビラは。
『アメリカンアニマルズ 』は実話の映画です。
映画が始まって冒頭…「この映画は実はを基にした映画です」と出てきた文字の一文消して→「この映画は実話です」と。おぉ、なかなか気の利いた始まり、すぐに引き込まれた。
実際の犯人も登場します。
アメリカンアニマルズは実際の犯罪であり、実際に犯人がいる。その犯人が登場するというから驚きだ。さて、どこに出てくるのかしらと思っているとすぐに出てきた。
インタビュー形式で犯人から話を聞き、それを流すターンと、その話を基にした実際の犯行までを映画化されたものが交互に流れて映画は進行する。
-もっとこう、あとで振り返っ時、ネットで検索とかした時に「あそこの掃除してた人が犯人だったらしいよ」とかそんな感じで出演してると思っていた。最近のでいうと『マスカレードホテル』のさんまさん的な出演の仕方的な。
予想外の出演の仕方に驚くも、それがすごく良かった。おかげで実話ってことをグッと実感させられた。
犯罪映画なのに青春映画
大学の図書館から超レアな本を盗むという話なのだけど、それがどうしてか青春映画になっていた。
なぜだかつまらない大学生活、なんとなく決まっていく将来、もやもやしながらも歩いていたルートを変更して一発逆転を狙う。
そんな誰もが抱いたことのある妄想を現実にやっちゃった彼等の様は、(そりゃもちろんやってることはダメだけど)かっこよくて、実際に罪を犯した人たちが語るからこそ、心臓を少し握られるように響くものがあった。
パンフレットも漏れなくオシャレ
全体的にオシャレな感じで、パンフレットもかっこよくてどハマりした。
この映画が広まって少し会話できる人が増えたら嬉しい。
-追記-
後日観た『僕たちは希望という名の列車に乗った』も少しほろ苦い青春を味わえる映画で、設定は全然違いますが良い映画だったのでおすすめです。