焼とん屋 やまゆうを目指して、難波を南下して大国町方面へ
今宵も大阪は難波の地をてくてくと闊歩して、美味しいお酒が飲めるお店を目指す。
‘ちょい飲み手帖’なるものをナビにして新たな店を開拓していく。
‘ちょい飲み手帖’とは、せんべろ族 垂涎(すいぜん)の“千円で美味しいお酒が飲めるようなクーポン集”の様なものである。
その‘ちょい飲み手帖’を片手に夜の空気を分けて歩いてゆく。
難波の中心から少し離れて南、大国町側へ。
とあるコンビニの裏あたりにそのお店は在りました。
赤い提灯、黄色い屋根、緑のマット、水色のゴミ箱、少し可愛らしくみえる色遣いがかわいい『焼とん屋 やまゆう』に到着。
暖簾をくぐりドアを開けると、ザ・居酒屋的な空間、備長炭を使って焼かれるという焼きとんの香りが鼻孔をくすぐり、胃袋をノックします。
頭から腹へと身体の主導権が移る。
ちょい飲み手帳ホルダーの特権、それがちょい飲みセットを注文
席に着くやいなやドッグイヤーしていた‘ちょい飲み手帖’を恥ずかしげもなく露わにして、ちょい飲みセットを注文。
ドリンクは日本酒で。
次々と到着する‘ちょい飲みセット’。
豚な肴 三種盛りは鹿肉のマリネ、塩茹で豚、ボイルタン。
串三種(写真は二種二本になってます)、タン、ハラミ、シロ
そして、日本酒は飛良泉。
あしたのジョー、他昭和アニメのパンフレットを加工したメニューが可愛い
ちなみに二人で行って、‘ちょい飲み手帳’が二冊あると、二つ‘ちょい飲みセット’を頼めます。
もう一つのセットは、豚な肴三種の代わりにメニューから一品選んでも良いとのことでメニューを手に取る。
か、可愛い。
なんというナイスなアイディア、このパターンは初めてですわ。
アニメのパンフレットを加工してメニューにするとは…それも献立って銘打ってるのが良い、癒されポイント。
他の席のメニューも昭和のアニメのものでした。
こういう茶目っ気あるお店、愛着湧くなぁ、などと思いながらメニューを開き、豚肉の油淋鶏を注文。
鹿肉のマリネ、塩茹で豚、ボイルタン。豚な肴三種盛りがどれも美味しい
塩茹で豚はピリ辛ダレ、ボイルタンはネギ塩レモン、カブマリネはチチカブ醤油ポン酢でいただきます。
どれも美味しく、それぞれ違うものを付けて食べるので、食間にお酒をついついぐびぐびいってしまいます。しかも日本酒によく合う!
豚の串、それが焼とん、備長炭で焼いているそうな
焼とんももちろん美味しゅうございます。
素材それぞれの味がしっかりいきていて、食感もそれぞれ違って最高です。
お酒はさらに進みます。
素晴らしくビールと合う、豚肉の油淋鶏
追撃の一品、豚の油淋鶏到着。
ここぞとばかりに揚げ物の最高のパートナーとして名高いビールを注文。
言わずもがな、最高です。
豚の油淋鶏、中の豚がジューシーで脂の旨味が口の中に広がります。
そこに流し込むは生ビール、天国の完成です。
また来たくなったのでまた行った。
うますぎて、即 後日再来店しました。
実は最初に行ったとき、そんなにお腹空いていなかったことと、思ったよりボリュームがあったことにより、すぐ満足してしまったのでした。
じゃりン子チエのメニュー
この時はじゃりン子チエのメニューでした。
しかもこれには、‘おしながき’と書いてる、こういうところ可愛い。
あっさりしたければ茹で鶏とアボガド
茹で鶏とアボガド、あっさりしたい方にオススメ。
締めに鶏飯(奄美風茶漬け)
今回はたどり着けた‘締め’には鶏飯(奄美風茶漬け)を注文。
美味い、だしのあたたかさが染みる。
また近々行きたいお店です。
ごちそうさまでした。